じょしたん! 〜女子小学生による探偵クラブのはなし〜

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5:ふたば◆r.:2019/10/05(土) 19:01

「んもー、どこ行ったのよ!」

三瀬さんと私は、飛んで行った……と思われる張り紙を探して、学校中を回っていた。

「はぁー……ちょっと、休憩させて」

私は、すごく疲れていた。普段、ここまで歩き回ったりすることがないからだ。
そもそもこの時間は家に帰ってゆっくりしている頃だし!

「あの……紙は、本当に学校の中に?」

「あるわよ。勘が私に囁いてるわ!」

「か、勘?」

んな適当な。そう思ったけど、三瀬さんの目はとても燃えていて、本気だった。
だけど実際、本当に学校の中にあるんだろうか。誰かが拾ってくれてたりしてないだろうか。

……いいことを思いついた。

「そうだ。誰かが拾ってるかも。片っ端から聞いてみない?」

私は三瀬さんに、提案をした。
友達とかに聞けば、すぐに見つかるかもしれない。

「いい考えね。でも……それをするとなれば、片っ端じゃないわ」
「えっ?」

何か、いい考えがあるんだろうか。

「あたしが貼りに行ったのは、昼休みの最中よ。
ついでに倉庫の掃除にも行ったし。だから……休み時間中に遊んでた人に、話を聞くわ」

「それでも……数、多すぎないかな?」


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