前に向かって突き進め。

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3:ぱーぷる◆Ic:2019/10/14(月) 11:52

朝の静かな住宅街。朝日が輝いて、眩しい。私、佐伯かすみは1人で赤北中へ向かっていた。
赤北中は私の家の近くにあり、徒歩20分位で着く。もうすぐ文化祭で私が入っている美術部は絵を出す。
そのため、いつもより早く家を出る。


朝のホームルームが始まる前に私の友達の紹介をしておこう。
高石颯汰、私が片思いをしている人だ。運動をしている所がかっこよくて、惚れてしまった。あと、私とも誕生日が近い。なんか嬉しいのだ。私とも席が近く、遠くから眺めなくても近くで見ていれる。
この席に感謝だ。
黒岩咲、私の幼馴染だ。読者モデルをしていて、モテる。彼女のことを何回羨ましいと思っただろうか、だが彼女もなかなか忙しくて大変なようだ。でも、勉強はできる。羨ましすぎる。学年が上がってクラスが違くなっても、彼女とはよく一緒にいる。
鈴木冬馬、颯汰の相棒だ。私とも仲良くしてくれて、颯汰のことをよく教えて貰ってる。あと、頭が良い。とんでもなくいい。天才ってほどいい。羨ましすぎる。
まぁ、こんなものだ、おっと、そろそろホームルームが始まる。今日の一日が、また始まる。


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