題名のない人生…【ノンフィクション】

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2:マフユ◆7U:2020/06/20(土) 23:34

〜第1話〜保育園時代前編。

私は必要とされてるのかな…?私は世界で一番…一番…劣っている人間…?

私は小さい頃からそうだった。
少なくとも5、6歳の時にはすでに周りより劣っていた。

私の5、6歳の時の保育園の先生。
私の保育園は町では有名で、先生たちも小学校の先生より厳しかった。

6歳で足し算、引き算。おまけに足し算の繰り上がりまですでに6歳の夏にはやっていた。

4歳までは別に楽しいまでは思わなかったが、幸せな保育園生活を送っていた。

ただしそれも4歳まで。5歳の時園にきた先生は、とても暴力的で、子供達をひいきした。

だいたい気にいられる子は、活発で何にでも挑戦する子。

私は活発でもなければ、挑戦しようともしない、子だった。

この3つのことはよく覚えている。

1つは私が「勉強ごっこ」の時間のこと。
ごっこなんて馬鹿げてる。私は今はそう思っている…。

その時、課題が終わって、先生に「1〜100までの数字をプリントの裏に書こうね〜」
と言われた時のこと。

私は当時、10までしか書けないし、数えられなかった。しかし私より普段劣っているけれど、奇跡的にその先生に気に入られている子が、「前までは8が書けなかったのに、書けるようになったの?すごいね〜」
と褒められていた。

私はそれを聞いても頑張る気持ちは出てこなかった。それに、その子は8を上手に書けるようになって褒められているのに、私が書けた時は褒めてもくれなかった。

2つ目は、運動会のダンスの練習の時だ。
うちの保育園は運動会に特に力を入れていた。

だが、私が振り付けを間違えた時その先生は、私の肩を叩いた。そして、次間違えた時は、頬を打った。

そのあと練習の時に気分が悪くなった。でも、言うことができなくて泣きそうになりながら吐きそうな感じを抑えた。

その日は、給食後の練習でしかも早く食べなくてはいけなかったから、早く食べないとという気持ちと練習やだなと言う気持ちでよくわからない不安さだった。

そして、不安に耐えきれず、私が喉の奥が詰まる感じになった時先生が、近くの個室トイレに私を入れようとした。

私は締め切ったところに一人で入るのが苦手だったのでパニックになっていた。

出してはくれたものの、あの時の喉の奥が詰まる感じは今でも感じていて苦しい。

3つ目は、発表会のセリフの練習の時。
私はひとりの女の子とセリフの言い合いの練習をしていた。だが、保育園児とは長い長文の練習をさせられていると嫌になるも当然。私はその子が走り出したので、追いかけっこのように遊び始めた。

するとまたあの暴力的な担任がきて絶対もうひとりの子が走っているのは見えていたはずなのに、私だけに怒った。

それから、私のセリフは違う子に回された。

この事件の後、母が迎えに来て私は用意しながら、暴力担任を冷たい目でじっと見ていたら、「何見てるの?あなたが悪いんでしょ?」と言うように言われた記憶がある。

帰りはそのことを母に話したが、なんの解決にもならなかった。


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