自分の方がカスですよ!!
***
『love』
「好き」
たった一言。
貴方に言われたとき、涙腺が崩壊しかけた。
…貴方の愛は受け取れないんだ。
貴方は私には釣り合わない。
きっと直ぐに飽きちゃうよ。
私じゃダメだから。
他の子にいっぱい良い子が居るじゃん。
どうして私なの。
恋愛って大きなものを抱える勇気が無い。
「初恋…だった」
私なんかに初恋しちゃ…ダメだよ。
お願い。私はダメ。私にはできない。
その想いで、涙が流れて。
慌てた君が、そっと抱き寄せてくれて。
ただそれだけで、意識を失いそうになる。
貴方の腕の中で泣く私はなんて幸せ者なんだろう。
「良いよ。本当のこと、言って」
「本当は…貴方の隣に居たい。
貴方の側で貴方を見ていたい。
貴方に特別だと思ってもらいたい。
貴方に大好きだよって言いたいのに。
けど、私なんて…って思うバカな自分が居る。」
…これが、本当の事。
貴方は顔を真っ赤にして、私を強く抱き締めた。
「お前はそんな奴じゃない。俺の特別な存在だ」
涙腺崩壊。
引っ込めてた涙が溢れ出す。
震える声で、ありがとうって、何度も何度も言ったんだ。
好き。大好き。
もうこの気持ちが私の心を埋め尽くしてる。
本当に、本当に、…大好きだよ。
***
何か暇だったので書いてみました((
すごく心があたたかくなりましたっ!
『help』
半透明な色に手を伸ばす
何が目的なのかも分からないまま
ただ聴こえる君の歌声の方へ
どうしてこの世界に独りなの
問いかけても応えはない
震える指先で描く未来
ぐちゃぐちゃに揺れて消えた
頬に伝う涙もいつしか乾いて
誰もが私を置いていくのでしょう
私に明日があるのなら
君に会いたいな
不安な夜を越えたその先で
抱きしめてほしい
何も言わずに 強く強く…。
壊れそうな私を助けて欲しいの
君のその温もりで