『僕の手』 君は闇の中に何が見えるの 錆び付いた指先が描く未来のカタチは 浮かんで儚く崩れていく この胸の切なさを 踏み潰して前を向くくらいなら 抱き締めて涙をこぼして 生きていきたい 身体が壊れてしまってもいいから この感情だけは手放したくない 曇りのない君の瞳の光を 消えないように守るよ だからそこから動かないで 僕が追い付くまで この汚れた手を握って