4 私の記憶から君を消して、スタート地点へ戻る。 そうすれば、また、新しい恋ができる。 君と過ごした日々は、決して無駄にはならないから。 だけど、もう私には君が要らなくなったみたい。 沢山の思い出を有り難う。私を泣かせてくれて有り難う。 辛いはずなのに、感謝の言葉しか出てこないや。 そして私は、新しい恋へと――。