迷子になってしまったの どこにも出口が見あたらないの そう言って暗闇の中独りで泣くあの少女は誰だろう 顔はよく見えないけれど 耳によく馴染むあの声どこかで聞いたことがある気がする 違う聞いたことがある気がするんじゃない 私はあの声をもう聞きあきるほど聞いている そうだ あの子は私だ