狂った仮面屋の狂ったポエムなのだが。

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2:愚者のF仮面◆Vo 狂った仮面屋:2018/07/06(金) 14:14

ふと、空を見上げるのだが。
その日は花曇りで、いつだって曇天ではなかった。
来ない春になにを求めているのか。
すぐに散ってしまう悦びの快楽に溺れたとて意味はない。
白い鎖で繋がれたわたしの罪は、青空なんかでは洗われない。
今はただ、白色光のほんの少しの割合で輝くものがほしい。
白いアネモネに触れたとて、狂ったようにいつも彼岸花が咲いていた。
仮面の奥ではいつも泣いていて、いつだって殺してほしいと切望していた。
嗚呼、その分、いつもガッカリしていたよ。


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