貴方のことが気になって
教室の隅から眺めていました
たまに見せる笑顔が眩しくて
自然と顔がほころびました
けれど私は臆病で
気持ちを伝える勇気もない
それでも貴方に恋してて
ある時覚悟を決めました
けれど貴方の隣には
綺麗なひとが立っていました
ちっぽけな私の勇気は
桜と共に散りました
あの春から数年
どんな人生を過ごしていますか
貴方は素敵な恋をして
私も別の恋をしました
それでも貴方は『初恋』だから
今でも記憶は鮮明で
今なら伝えられる気がします
『貴方が大好きでした』