永遠などないと 気付いたあの時から
世界の表情が 変わった気がした
世界の冷ややかな眼差し 味方は何処にもいないと錯覚する
そうか これが "大人"なんだ
大人になるということは
冷たくて 暗くて 孤独なものだと 私は知った
もっと 見えない何か 信じていたかった
もっと 純粋な気持ちで 笑っていたかった
だけどこれが 人の掟 破ることは出来なくて
永遠などないと 気付いたあの時から
世界の表情が 変わった気がした
白と黒だけの景色 他の色は何処にも見つからない
そうか これが "大人"なんだ
大人になるということは
色付いていた景色が 失われることだと 私は知った
「いつまでもこのままでいられたら…」
その願いは届かない
世界が変わった 気がしていたけれど
変わってしまったのは 私の方なの?
もう 見えない何か 信じられない
もう 純粋な気持ちで 無邪気に笑えない
もう 色付いた景色 何処にも見えない
いつかの約束 思い出せない
私は "大人"になってしまった
人の掟に抗えず
確かにそうだ "変わって"しまった
私はもう "子供"ではない
あの輝く日々 戻らない
さようなら 子供時代
原作ピーター・パンのウェンディをイメージした
詩です!