青い春の下に生まれた僕たちには 

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33:  小田 綴  ◆4s:2019/08/20(火) 19:49


( /  ひゃ ~ 、主様の好みに合ったようでよかったです♡♡
早速初回投下しますね ! )


  … やっと帰れますね 、

  ( HRが終わり、ふぅともはぁとも溜息にならない息を吐く。窓の外からはぽつりぽつりと心地良い雨の音が聞こえてきて。このくらいなら傘なしでも帰れそう … そう判断し席を立つと、少し大きめな雷の音。外に目をやると雨の激しさは増していて、時折ピカリと光ってはまた大きな音がする。何事も無かったかのようにそっと席に座り直せば、鞄の中を漁り。折りたたみ傘があれば良かったのだが、普段持ち歩いていないのと、天気予報を見ていないこともあり見当たらず。次いでにスマホも家に忘れてしまっている。こんな中歩いて帰るのは危険ですよね 、そうぽつり呟いては、読むわけでもないのに鞄から一冊の本を出して。周りの様子をちらりと見ると、殆どのクラスメイトは帰ってしまったのか、教室に残っているのは日直や課題をやっている人などほんの数名らしく。本の表紙にそっと手を添えれば、残念そうに瞳揺らがせて。)

  早く帰りたかったのに 、なぁ


  >>21

 


 相嶋 朝光 ◆AE:2019/08/22(木) 19:16 [返信]




(  / 初回ありがとうございます〜!! 改めてこれからよろしくお願い致します!!  )


(  雨、なんて、聞いてない。があん、遠くで落雷の音がしたと同時、がら、と教室前方の戸を開け。席はぽつりぽつりとだけ埋まっていたが、殆どはあまり話したことのない人ばかりで、皆一瞥をくれただけだった。自分がなぜ教室に来たのかというと、机の中に折りたたみ傘を忘れてしまったから。すいすいと人のいない席の脇を通り、自分の席の前で少し屈むと、整頓された机の中に手を入れて。折り畳み傘を取り出してふと顔を上げると、後方で近い席の彼女がそこにいたことに気づき。彼女の揺れた黒い瞳に、ちかり、窓の外で走った光が映っている。なんだか息が詰まるような不思議な情景に、相手に届くかしら、思わず芯の抜けてしまったような声をぽつりとかけ  )

   小田、帰んないの

   >>33 : 小田


 


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