−− Cast Girl −−
B
「 そこにいるだけならいいわよ、ただし近寄ったら触れると死に至る魔法の草をあなたの口に放り込むから 」
椿 ヨル ( Tsubaki Yoru )
身体から宝石が出てくる奇病を持つ16歳の女の子。
勉強や本を読むことが好きで自称世界一頭がいい16歳(らしい)。上から目線で人を小馬鹿にしていて、誰相手でも思ったことを口に出す、毒舌と間違えられやすいが本人は思ったことを口にしてるだけである。イラッとするが優しいところもあるので、憎めない。
毛先がくるっと巻かれた、セミロング。前髪ぱっつんで、夜空を思わせる紺青色。瞳の色は菜の花色で、言動に似合わないたれ目。
服装はピンクのリボンシャツに、クリーム色が主のチェック柄の膝丈スカート。白いタイツを下に着ていて、靴は茶色のローファーを履いてる。身長158cm。
宝石はいつどんなときに出てくるかわからない。この病気の症状をやわらげるには愛する人の涙が必要。ではあるが、今のところ到底手に入りそうなものではない。病気が進行すると宝石は出なくなり、かわりに身体が宝石のように光を放ち、1週間で、。
C
「 あのあの、一緒に散歩行きませんか? 」
菖蒲 ツキ ( Ayame Tsuki )
不安、苦しみ、辛さを感じると身体中に虫が這ってくる奇病を持つ、17歳の女の子。
臆病で弱虫で怖がり。あわてんぼうでよく転ける。周りをよく見ている気配り上手。臆病なくせに率先して前に立つので、そんなつもりはないんだけどみんなの足を引っ張ってしまう。こんなだけど ポジティブ思考。そうじゃないと虫がよってきちゃうからね。
鉛色のみつあみおさげ。前髪は顎あたりまで長さがあって、右にわけてる。瞳の色は卵色で、いつも潤んでいる。
服装はカーキー色のボタンシャツに、ブラウンの、柔らかい履き心地のパンツ。身長153cm。
この奇病の薬は雨水。雨が振る日は症状を発症しないが、そんなに雨がふる場所では無いので、雨が降った日に瓶に雨水を溜めておいて、症状が出てしまいそうなときのためにストックしてある。雨水を飲むことで症状が緩和される。