こちら、ガールズ委員会です!

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5:渚◆t/k:2017/10/13(金) 21:25

プロローグ


私は、藤田ひなき。この学校に通う小学5年生。今年の4月に5年生にあがった。今は5月。そろそろ委員会が始まる。

「おっ!地味子〜!お前は絶対に図書だな!!」

あぁ。空気読んでたか。私は、地味だから、図書に入ろうとしていた。

「ちょっと!男子!ひなきをいじめるな!」

私の友達の美紀が男子に怒鳴った。

「うわぁー!!金澤が怒ったー!」

「うるさいなー!ひなき大丈夫?」

美紀は、心配顔をして私を見つめた。

「大丈夫だよ!」

私は、無理をした。本当は悔しかった。

帰り、私は教室に残り、美紀を待った。

「おまたせ!帰ろっか!」

「うん」

美紀が教室に来て、私はランドセルを背負い、廊下に出た。

「ねぇねぇそこの二人!」

「はい?」

おしゃれな6年生が話しかけてきた。かわいいな……

「あなたたち、委員会決まってる?」

「いえ」

私と美紀は首を振った。

「良かった!よかったら、ガールズ委員会入らない?」

「え……」

私は、これを求めていた!!

「はい!ぜひ!」

私と美紀は声を揃えて答えた。


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