「 なあ 、見てみろよ 」
きみは夜空に光る星々を指差し笑った 。俺はそんなきみしか見えていなかった 。きみの笑った顔はなんて綺麗なんだろう 、
「 おーい 、行くぞ 」
俺はまだ準備の終わっていないあいつに声をかけた 。 わたわたしているあいつは本当にかわいらしく 、愛らしかった 。
そして準備が終わったようで俺の方へ駆け寄ってにかりと笑った 。
「 なあお前明日提出の課題やってる ? 」
突然の質問に少し驚くが頷いて返す 。多分こいつは終わってないんだ 。だから俺に見せてと頼もうとしている 、俺はお前のことならなんでもわかってる 。ほら 、はやく俺に見せてって頼めよ 。
俺は微笑んでそっちはどうなのかと聞いた 。
「 おれ終わってねぇんだよな 〜、だから見せてくんね ? 」
たははーと笑うこいつをやっぱりかわいい 。こいつのことならなんでも知ってるという満足感に満たされ幸せな気分でおれは頷いた 。
やっぱりこいつのことをわかっていられるのは俺だけだ
まじで没