涙と温もり
私は元気です、 飽きるほど言った言葉
それが真実と誰も疑わなかった
私の吐いた血も胸の傷も、誰も気づかないんだ…
隠して閉じ込めてしまったから
私が笑ってると伝えてよ
痛みは消えない
一時も忘れられない
痛い、痛い……
ずっと残ってる痛みは…
休んでも癒えないこの傷は…
訳もなくこぼれた涙に映る自分を眺める
そろそろ動かないと、何か言われる前に
怖くても苦しくても進まないと
生きる価値を稼がないと
私は、本当に「役立たず」だ
世界はこんなにも、美しい
なのに…なのに……
私だけ唯一醜いから、価値もなく生きているから、
せめて少しでも誰かを幸せ…
にしたい……
そんなときに祝福をくれたのは、
優しい物語
「貴方が生まれてよかった」
ありがとう…
(本に、心を救われた、物語に心を救われた、私
それを象徴するために描きました
冷たい場所でうずくまっていた私の手を取り
暖かい場所に導いてくれたから…)
本も良いですね。
良い影響を与えてくれる時があります。
では、今回も詞を書きます。
「毒キノコと毒なしキノコ」
そこにはキノコ村がありました
とある町の物語り
多数は毒なしキノコ達 一人は毒キノコ
毒キノコは周りにいじめられていました ひとりだけ毒の体だからです
仲間はずれにされました
「お前は毒あって危険だからあっちいけ」
「こっちにくんな」
だけど毒キノコは本当は毒なしキノコ達と仲良くなりたかっただけ
でした
そんなある日一人の毒なしキノコが近づいて来ました
「友達になろう」
「でもぼくは毒があって君に危険が・・・」
「それでもいいんだ、友達になろう」
「本当に?ありがとう!」
この毒なしキノコは毒キノコの心に気づいてくれました
仲良くなりたいと思っていると言う事に。
他のキノコ達は毒キノコの毒は危険だとしか気づいてくれません。
だから仲良くしたくなかったのです。
こうしてこの後、この二人は村一番の仲の良い親友になりましたとさ。