【タイムリミット】
君は僕を見て よく笑うよね
最初はおかしいから笑ってるんだと思った
だって僕を見る人は、
大抵滑稽だって笑うから。
仕方ないことだけど どうしても我慢できないや
どうして僕だけこんな扱われ方?
もうここから消え去りたいよ
まぁ、僕にとっちゃそんなことすぐ出来るだろうけどね
君が僕に話しかけてくれた
それは僕にとって初めての『外』からの言葉で
『ありがとう』ってまだ言えてないや
ねぇ、僕の気持ちに気づいてるかな
君は僕のことをどう思ってるかな
君は僕が隠してたこと 知ってるよね
バレてないだろうと祈ってもどうせすぐに解っちゃうことか
だって僕は、
こんな姿だから。
君の気持ちに僕も気づいちゃったみたいだ
でもね 言えないんだ ごめんね
もうここから消えさらなきゃいけない
時間はいつかどうせ来てしまうものだから
君の想いが僕は解っちゃったみたいだ
それに僕も応えてあげたい 僕もだよって
『好きだよ』そんな言葉
未熟な僕に言える日が来るのかな
あぁ、君の想い僕は受け止めてあげたい
だけどもう時間は来ちゃったみたいだ
僕はここから消えさらなきゃいけないみたいだよ
タイムリミットはもうすぐそこまで
最後に君に贈るよ
『ありがとう。好きだよ』
心だったらなんとでも言えるね
でも未熟な僕も言えたんだ
口に出して 言えることができたよ
返事はもう聞けないけど
今も君への想いは変わらないから