「 付和雷同 」
炎の渦に 巻き込まれて
抜け出せなくなったよ
涙の渦に 巻き込まれて
流されていったよ
スワイプする 怪我で荒れた指
まだ無事故の時は
何を考えていたんだろう
駆け抜ける やせ細った足
まだ元気に駆け回ってた
時は何してたんだろう
戻らない 何もかもが
愛しくて 堪らない
離れることで 初めて感じたこの忘れ物
仕方ないって片付けてた
それも 誰かの言い成りで
仕方ないって 言葉は
もう 口癖のように
考えても 何も出ない頭
現役の頭はどこ行った
怪我をすることを 恐れた体
チャレンジシップは もういないんだ
会いたい その気持ち募っても
会えない 分かってるんだ でも
離れることで 初めて気付いたこの忘れ物
何か言われたことは 全てやります
そんな変なこと
私は誰かの奴隷では ありません
強調した はずの言葉も
はい という返事の声も
勢いを失ってった
あなたもやるの?
私もやるの
なら私達おそろいだね
見かけの言葉に 騙されてった
こんな自分が大嫌いだ
だから 誰について行くの?
やっぱり 君しかいないんだ
自分が 流した涙も
分からなくなっていたんだ
もう 最後まで 流されてくよ