孤独に吸い込まれて
消えてしまう
空っぽの器を持って
蹲った
帳の向こう側
電脳世界に明け暮れて
書き記した物は文字を成さず
どろどろりと溶けていく
体の中 目を閉じた
違う くだんないね
って全部全部蹴り飛ばしたってさ
嫌い 捨ててしまえ
って全部全部放り込んだ
だけど不変だから
朝日が来る
陽の目を見る
仕方ないや 仕方がないから今日も
息を吸って吐いて
孤影を映し出した
鏡の中
空っぽの声が痛くて
座り込んだ
夢幻の外側
思い腐し責め殺し
首を絞めど緩やかに息を吸う
バラバラに崩されても
醜視の中 這い上がった
違う つまんないね
って全部全部殴ってみたって
辛い 捨てられないんだ
全部全部抱え込んで
なのに不変だから
朝日が来る
今日もひとり
仕方ないや 仕方がないってわかってるよ
でもこうも溶け出しそうに
痛くて辛くて苦しくて
違う つまんないね
って全部全部蹴り飛ばしたってさ
嫌い 変わんないね
だって幸せらしいんだよ
今日も不変だから
ひとりになる
痛みを知る
仕方ないの だから今日も
この痛みを叫び続ける
………………………………………
四作目。久々に作詞したら割と言いたいことが言えた。
ネットに明け暮れてると、色々なことをくだらないとかつまらないとかしょうもないなんて言葉で片してしまいがちですが、そこにもきっと意味や価値はあって、それに気づくことができない自分が嫌になる今日この頃。
常日頃からひとりなもんで、共感も得られないんですよね。辛いことも苦しくことも、全てひとりで抱えてしまうから全部が中途半端に混ざって空っぽになって、ちょっと首なんか絞めたりしてみて、その感覚が心地よくて、だけど手を緩めて息を吸っている。もうどうにもやってられなくて面白い記事見てお腹抱えて笑って。それこそくだらないんでしょうけど、そんなことしたって結局明日が来てしまうし、どれだけ不安な未来もいずれ来てしまうし。でも痛いことは痛いし。そんな詩です。多分。長くなってしまった。
曲にタイトルつけさせて頂きます※自己満なので採用して下さらなくて良いです
ワンダー・ドーム
スノードームに掛けてつけました。小さな異世界のお話っていう感じがあったので…
>>4
もしも時が戻るなら
どんな歌かの解説より抜粋(?)…。
>>7
ほろ苦いプレゼント
自分の心(自己嫌悪)をつめたプレゼント、というような感じがしたからです(雑)
>>8
仮想と痛覚
ネットの話であること、それでも痛いものは痛いこと…が印象に残ったので。