溢れんばかりの風が吹いて
恋の歌をきいて
桜吹雪 高い丘に上って
街を見下ろしていた
君のことを想ってる
誰よりも 世界中で君だけ
どんなふうに 言葉を奏でよう
嬉し涙が流れて 揺れる木漏れ日
帰り道 さよならを言えば
また明日のこと 考えてる
弾む鼓動は 恋の便りに変わる
まだ まだ まだ
時は終わっていない
何もかも包んで 柔らかな愛の中へ
ただ ただ ただ
空は青く澄んでいる
流れる雲に 君を重ね合わせながら
きっと いつか年を重ねても
君の隣にいたい
それなら 死ぬまで時を重ね
君のために 生きていこう
少しだけ 言葉を交わせば
心が 君と通うような
夢だけど でももしかしたら…ね
まだ まだ まだ
夏は終わっていない
アスファルトに照る 陽射しを受けながら
今 心は
未来へと解き放つ
さっきから どうしても君しか見えないんだ
空へと続く 白い坂道を二人
懐かしむような そぶりで
鮮やかに 広がっている
駆けてゆく いつまでも いつまでも
まだ まだ まだ
時は終わっていない
何もかも包んで 柔らかな愛の中へ
ただ ただ ただ
空は青く澄んでいる
そうだ 何が起きても
この想いを引き連れて 虹の彼方を超えて
正に学生時代の片想いの風景(情景)を表した良い詩だと思います