第1話 ー大波乱ー
「好きです!付き合ってください!!」
渚「へ?」
皆『はあああああ!?』
*『』は小声です*
さかのぼるは一時間前
「な、なにこれ………。」
と言いながら、苦笑いするのは潮田 渚。
女の子みたいな男の子で、特に目立ったところはないが、暗殺という特異な才能を持っている。
カルマ「おおー、下駄箱によく入ったよねー」
茅野「そうじゃないでしょ?大量の………これをどうにかしないと………」
渚「………大量の手紙…大量の薔薇の花束………あとは………チョコレート?」
杉野「まだバレンタインじゃないだろ?」
茅野「そうだよね?」
磯貝「あれ?お前ら何、立ち止まってんだ?」
前原「うわっ、なんだこれ!誰のだ?」
渚「ぼ………僕の下駄箱に入ってたの。」
岡野「すっ、凄いね………!」
片岡「一体………誰が?」
キキーイッ
その場の皆「!?車………?まさか殺し屋!?」
走って外に出たら………
皆「………?」
皆、口を開けてしまっていた。
なぜなら見たのは………
高級車だからだ!!
渚「な、なんで高級車が?」
ガチャッ
「渚様ーー!」
皆「え?」
渚「え、えぇ?」
「会いたかったぁ………!」
ギュッ
茅野「あああああーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
杉野「か、茅野?」
茅野が驚いてもしょうがない。
車から出てきた女の子は渚に抱きついたからだ。
渚「だ、誰!?」
「えへへっ、私は椚ヶ丘中学校3年A組水島 香里(みずしま かおり)と言います♪」
皆「え、A組!?」
香里「前に、渚様に一目惚れしましたの。」
渚「は、はぁ………。」
その前に渚を女の子とか思わなかったのか?
と皆は思う。
香里「そして………理事長にお願いしてE組に来ましたの。」
皆「はぁ!?」
香里「あと………その………////」
モジモジ………
渚「な、何?」
香里「好きです!付き合ってください!!」
渚「へ?」
皆『はぁ!?』