☆ボカロ小説☆

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3:友紀菜:2016/01/25(月) 15:40 ID:i6U

赤紫side

8月15日。
今は12時半くらいだ。

今日は、とても天気がいい。

俺は、彼女の音とブランコに乗って話をしている。

「それにしても、暑いね。病気になりそう。」

「ああ、そうだな。音は、暑いのに長袖なんて着なきゃいいのに。」

音は、白いワンピースに薄手の長袖のカーディガンを羽織っていた。

「だって、日差しがきついんだもの。肌が痛くなりそう。長袖でも、薄手だから、あんまし暑くないよ。」

「そうか。確かに今日は、日差しがきついもんな。でも、こんなに暑いのに、俺は長袖なんて着れないな。」

「そう。でも、まぁ。夏は嫌いだな。」

音は、猫をなでながらふてぶてしくつぶやいた。

「音は、猫が好きだな。」

「うん。かわいいし、いくらでも見ていられるよ。」

音は、微笑んだ。

猫もかわいいが、俺は、音の方がかわいいと思う。

「ニャー」

猫が音の膝から逃げてしまった。

「あ、待って。」

音は、猫を追いかけて道路に飛び込んでしまった。

そのとき、信号は赤に変わってしまった。


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