私、星宮柚。
そう、あの伝説級のアイドル
星宮いちごの………子供。
私、柚はもうすぐ中学生。
いちごお母さんには
夢は自分で決めていいって。
アイドルにならなくたっていいって。
柚の好きなように生きていいって。
そう言ってくれた。
でも、周りの子には
『柚ちゃんちはアイドル一家だもんね!だから柚ちゃんもアイドルになるんだよ』
って期待されてる。
私、お母さんみたいにキラキラ輝いて
みんなを幸せにするのは
正直無理な気がする。
私には私の
『大好き』があって
『夢』があるから。