〜ポケモン×七つの大罪〜
「よし、出てこい!エリザベス!」
「PRLLLL…」
「あ、あのメリオダス様…」
ある草むらで、メリオダスはサーナイトを繰り出していた。
そのサーナイトのニックネームはエリザベス。
今まさにメリオダスの隣にいる女性と同じ名前なのだ。
「その、なぜエリザベスなのでしょうか?」
「うんにゃ?エリザベスが可愛いからに決まってんだろ?」
既に赤くなっていたエリザベスの顔が、メリオダスの一言でさらに赤くなる。
……しかし、
「PRLLLLー!」
ーーーこのサーナイトは雄である。
顔を赤く染め、挙動不審になるエリザベスを見て顔をニヤつかせる男二匹。
もはや二人はパートナーではなくライバルだ。
「PRLL、RLー!」
サーナイトが手を出し、何かをエリザベスに向け放出したその時。
エリザベスの顔が変わった。
「サーナイト様〜」
彼女の目はハートになり、サーナイトに擦り寄っている。
それを見たメリオダスは剣を構え、
「おいサーナイト…お前エリザベスにめろめろ使いやがったな?」
「PRLLψ(`∇´)ψ」
サーナイトを睨む。
しかしサーナイトはそんなこと気にせず、ドヤ顔のままエリザベスのそばにいる。
「んー、困ったなぁ…お、そうだ。」
メリオダスは何かを思いつくと、エリザベスの耳元で何かを呟いた。
その途端、エリザベスのハートの目は解ける。
……が、肝心のメリオダスは手をひらひらさせながらホークママの居る方へと戻っていった。
「ーーーー俺はエリザベスのこと、ずっと好きだからな?誑かされんなよ。」
………何このイチャコラ小説。
でもエリザベス可愛い♡