ドガァッ
「イヴ…逃走車両に追突されて行けなくなってしまった…」
「…大丈夫」
「また今度来たらまた行こうね?ゲルテ…パルテ…ゲゲゲのk」
「それ以上はダメ、ゼッタイ」
「こんなこぢんまりとした展覧会でいいのか!?」
「おーいそこのおじさん。今から私と遊ばなーい?」
「許してくれたまえ」
ここはゲル…ス、スライム?…あっゲルテナ美術館。とある兄妹が学校での課題に自腹で、<自腹>で見に行けと。
しかしあることに巻き込まれることは露知らず…
「なんなんだこの絵…」
「凄い絵よね…」
「どうみても一人で描ける絵の大きさじゃ…」ブゥ…ゥン
…
「何今の?」
「きにするな!!」
「さっさと帰ろう…長居は無用だ。」