NARUTO好きが二次創作

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7:るぅ:2016/06/13(月) 22:21 ID:7gk

サスケ君、嫉妬ですか。誰に対して?

♪サクラに対して♪ 〜サスケside〜

最近、サクラが俺を頼ってくれねぇ。

この前の掃除任務の時も

「俺がやる。」

サクラが雑巾持ってたから代わってやろうかなと思っていた。
本来のサクラなら『ホントウッ!!アリガトウゥ!!////』てなってたはずなのに。(思い込み)

「ううん!!大丈夫!!」

返事はそれだけだった。

昨日の猫捕獲任務の時も

「いけ……るかな……」

オドオドした表情のサクラ。

「何なら俺が行ってやろうか。」

だけど、サクラは首を振って…

「…………行ってみるよ!!!………」

あの任務はサクラの脳があったからこそだと改めて思った。

はたから見たらクールな俺だが……結構悩んでる事ぐらいあんだ。

「何の話……?」

その悩みの種が出来た理由を今、本人に直接聞いてみようと思う。

「こんな所に呼び出して悪かったな……」

サクラは首をかしげる。

「その……あのな……」

うつ向いてしまった。

これじゃ勘違いしてしまう、サクラが。

俺は意を決して顔をあげた。

「サクラッ!」

「ひっ!!……はいぃぃぃ!!!?」

突然呼んでビックリしたのか目が大きくなっていた。

そして…あの事を……

「さ…最近!……俺に頼らなくなったよな?……」

言ってしまった。

サクラは……

「プッ……」

笑い出した?

「アハハハハハハ!!!!」

俺はカッとなって、

「な……何がおかしい!!!!?」

するとサクラは俺を見た。

「サスケ君もそんなこと言うんだなと思って。」

「はあっ!?」

サクラはだーかーらーと言って俺がさっき言った言葉を繰り返した。

「俺が知りてぇのは理由だ!!」

俺はため息をついた。

サクラは理由としてこんなことをいった。




「押してダメなら引いてみろってね。」





「………………………」

俺は言葉を失った。

俺はこんなことを悩みに悩んでいたのか。

サクラはサスケ君?と俺の名前を呼んだ。

「……いい。」

俺は背を向け歩き出した。

その後をサクラは追いかけて『いやでも……』とか『後は……』とか理由を繋いでいたが俺は聞く気も失せた。


俺はこんな奴に嫉妬してたのか。


そう考えるとバカバカしく思えてきた。

帰って忍術を覚えよう。


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