松でSERVAMPパロ〜もしも色松が強欲組だったら〜
・配役
サーヴァンプ→カラ松
イヴ→一松
「え」
ソファで足を組む、僕と瓜二つの男。僕の寝癖とじと目を直して、眉をキリッとさせたような、そんな顔。
「やぁ一松!誰だと思う?カラ松さぁ♪」
「え、え、まて、どゆこと…」
僕がこの間拾ったハリネズミにつけた名前だ。
でも、何でそれを知っている上名乗っているんだこいつは。
そして、何か…
「うざそう…」
見ているだけで殺意が湧いてくる。そして腹立つ。
しかしそんな僕を気に留める事もなくこいつは何かベラベラと喋り出した。
「俺は下僕の吸血鬼…サーヴァンプと言ってな、まぁ吸血鬼と言っても主人たる者の血しか飲めないんだが_」
「あっもういいです何かめんどくさそうだし」
「えっ」
こいつの長ったらしい話を纏めると、こいつは吸血鬼だそうで、名前と物を与え、血を飲ませるとその人間と契約できるらしい。
「…めんどくっさ」
「まぁ、今はまだ血を飲んでない仮契約の状態だから、このまま24時間経てば解除されr……おおっと、俺を追い出そうとしても無駄だからな!?一定の距離以上…限界距離というんだが、それ以上離れたらお前の身に何かが起こる!」
段ボールを即座に用意した僕の考えは筒抜けのようだった。
というか何なんだ、"お前の身に何かが起こる"って。アホか。
「24時間でしょ?まぁいいわ、それくらいなら離れてやんない。」
で缶詰か何か開けて指切って付いた血を舐めちゃって契約とかみたいなオチが欲しかった。
けど気力がorz