「今日転校してきた。今市文香、よろしく」
私達は何を見ているんだろう。今日、転校生がやって来た。その転校生は
私服で来ていたのだ!!
先生も含めてみんな引いてる…!
「好きな漫画はナルト。趣味は…」
転校生、もとい文香ちゃんは私を見つめるとニヤリとよく左門くんが見せる笑顔をして、近づいて来た
そして、私の顎をクイっと上げて言った
「調教…♡」
この子…やばい!!
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今は休み時間。文香ちゃんは1人だった。
可哀想だと思った私は、思い切って文香ちゃんに声をかける
「ふ、文香ちゃん!私、学級委員の天使ヶ原桜!よろしくね」
「………」
ムシッ!!?
「あたしは今市文香…って知ってるか。」
よかった、ムシされた訳ではなかったんだ…
「ねえ、文香ちゃんは趣味を調教って言ってたけど…」
「ああ、アレ?アレは…あんたみたいな子を見るとあたし…ついいじめたくなるのぉ♡」
「こいつやベーよ!!!」
ついツッコミが出てしまった。だってトロンとした顔で言ってるんだよ?あぶねーじゃん!
「それ、分かるよ今市さん」
「左門くん(カス)!!!」