カノキド小説+@ 2〜!!

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821:エナ:2016/12/20(火) 22:41 ID:1Xw

>>817.色々あって学校行ってないときがあったから・・・。
>>819.よし、さっき猫目の男の子を殴ったりした人、ちょっと来てくれる?大事なお話しがあるんだ(#`∀´)

あぁ、投稿量とかあるよねぇ。←
>>820.ほんとそれ!神作だよね!
ちょっとした自慢、コミック、アンソロジー、小説は揃ってる。アクターズのDVDは7までしかない・・・(。>д<)

パロ最終回、カゲロウデイズ。多分幼少期。学校行ってる。一人称信じちゃダメなパターン。
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数メートル先の時計は8/15-12:31と表示している。病気になりそうな程暑い。
夏休みの宿題を終わらせてしまった俺らは近くの公園で駄弁るしかない。

「ねぇ、夏、好き?俺は嫌い」

「んー、どっちかといえば嫌いだなぁ」

君は猫を撫でながら言った。軽くそうか。と返す。

「にゃーん」

君の膝の上から猫が飛び出した。道路へ走っていく猫を君は追いかける。視界の端に軽トラが見えた。まさか・・・!!!?

グシャ グチャ

耳に入るグロテスクな音。キキィィーと急ブレーキの音もする。
視界から君が消える。赤い、紅い色がみえる。
君の匂いと朱の匂いが混ざって吐き気がした。

これは・・・嘘だよね?現実じゃ・・・ないよね?
君に似たカゲロウは「嘘じゃないぞ」と嗤っている。
視界が歪んだ。一瞬蛇みたいなものに呑み込まれる気がした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「・・・━━━━!?!?!?」

嫌な夢を見た。アラームに目を向けると8/14-00:13と表示している。真夜中じゃねぇか。
・・・・・蝉の声をはっきり覚えていた。

なんだろう・・・夢と同じ様子だ・・・。公園で駄弁りながら君が猫を撫でている。
・・・早く帰らなきゃ!

「なあ・・・もう・・・・・・・・・・・帰ろう?」

「うん、帰ろうか」

道を抜ける。何故か周りの人は上を見て口を開けていた。上を見ると鉄柱が落ちてきた。鉄柱は君に突き刺さった。

「きゃああああああああああああああ!!!」

「子どもに鉄柱が刺さった!!!」

「隣の子は大丈夫か!?」

煩い悲鳴、近くの家の風鈴の音。頭がぐちゃぐちゃになりそう。

これもまた・・・夢だよね?
またカゲロウが現れた。「夢じゃないぞ」と嗤っている。
意識が遠退く寸前に君が笑ってる気がした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
何回繰り返した?何回カゲロウに嗤われた?
流石に・・・解ってきた。こんなに同じ様子を繰り返すなら結果が見えてくる。
繰り返した夏の日の結果を弄って変えよう。

「次は助けるよ。━━━」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
君を押し退け飛び出した猫を追いかけた。やって来た軽トラに身体がぶち当たる。
赤い、紅い色と、特徴的な君の瞳と、君の綺麗な髪と・・・色の区別がつかなくなる。
カゲロウと目が合い、俺は「ざまあみろ」と笑った。

「・・・・・嫌だ・・・・死なないで・・・・お願い・・・・
・・・・・・修哉がいない世界なんて・・・・嫌だああああああああああああああああ!!!!!!!!」

実によくある夏の一日が不思議な一日に変わったら。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「嫌ああああああああ!!!」

嫌な夢を見た。アラームは8/15-00:31と表示している。もう何回同じ夢を見るんだ。何回繰り返すんだ。

「また・・・・ダメだった」

私は君から貰った猫のぬいぐるみを抱えて呟いた。

<━━━━━━次こそは・・・・ハッピーエンドを・・・>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
主人公はカノでした。遅くなってごめんなさい。時間はカノとキドのナンバーを結構使っています。


次はお人形(ロボット?)×持ち主の恋愛系にしようかな。心を持ったお人形のキドさん。

嫌だったら堂々と仰ってください。


零乃◆XA:2016/12/21(水) 21:35 ID:hzI [返信]

私も参加しm((殴
>>827
良いよ良いよ!
>>819の続き。

キドは、更に顔を近付けてくる。
少し怖くなって目をギュッと瞑り、体を小さくした。

チュッ

そんなリップ音が響いた。僕が驚いて目を開けると、さっきよりも近くに顔があって少し震えてしまった。
キドはまるで悪戯が成功した様な顔をして、更に抱き締めてきた。
キドの体温………暖かい。少し微笑んでいたようで、キドに「可愛い」と言われた。
僕が…………可愛い?固まって驚いていると、キドが少し笑う。
そのせいで僕の脳が動き出し、顔の頬の辺りが熱くなる。

「なあ、カノ…………修哉は俺の事、好きか?」

そのキドの一声で僕の頬の辺りが余計熱くなる。
そんなの………………………そんなの、決まってるじゃん。

「好き……………好きだよ。」

今浮かべられる最高の笑顔を浮かべそう返した。
キドの頬も赤くなり、更に強く抱き締めてくる。
僕よりもキドの方がよっぽど可愛いよ。と言う為に口を開きかけたが、その言葉はキドに伝えられなかった。
その理由は、キド家の召使いがキドを迎えに来たから。
言ってなかったけど、キドの家はここら辺では有名な名家だ。
それに対して僕は、村民にも敬遠される山の中で独り暮らし。
ね、僕がクズって言った訳、分かったでしょ?

「お嬢様!鹿野なんかと一緒にいないで来て下さい!」

キドが幼馴染だから許してくれるけど、幼馴染じゃなきゃ僕なんて殺されてる所だ。
それぐらい、鹿野……………いや、僕は嫌われてる。
キドは嫌そうな顔をしていたが、渋々立ち上がり「またな」と言って出て行った。
そして、キドと入れ替わりに、数人の村人が入ってくる。
………………………ああ、僕は今日もまた、殴られるのかな。
前は「痛い!」とか喚いてたけど、最近は無言になった。
……………「痛い」とか喚いても無駄だとわかったから。
これで、これでキドが少しでも楽になったら良いんだ、僕は。

「カノ!」

え?キドの声……………遂に僕は幻聴まで聞こえるようになったのかな?
痛みを堪えながら顏を上げ、見えるのか不安な目を開ける。
え、本物のキドだ。……………嬉しい。嬉しいよ…………!
周りの人がギョッとする。背中にキドの温もり…………抱き締められてるってわかる。
でも、それは長くは続かなかった。
キドの召使いにキドが僕から引き剥がされたから。

ー切りまーすー
キドの召使い……………ちょっと来い!大事な話がある!
↑書いたのお前だろ。


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