棗side
ドアを開けると、ビニールカーテンの中でベッドに横になっている人影が見え、
その横でアリスと思われる人が治療にあたっているところだった。
周りを見ていたら、ペルレッドがいつの間にか俺の横に立ってて、
マスクや、白衣的な物を着せてくれた。
「林檎に近寄っても大丈夫か…?」
俺は、林檎の方をみて言った。
「もう、大丈夫よ。棗。」
カーテンを開け、手袋を外しながらアリスが出てきた。
「わかった。」
そして、俺はアリスに車椅子を押されながらカーテンを抜け、林檎のいるベッドに近付いた。
ピッピッピッピッピッピッ
心電図の音が響く。
俺は、林檎の手を触れた。
手の温もりを感じただけで涙が溢れてきて、
俺はいつも以上に得られたものがあった…
俺は、こいつがいないと生きていけないんだ_____と
>>562 ガチ久しぶりやねー♪
林檎無事そうだけどどうなのかなぁ?
続きがんば!
>>562 林檎生きてるのか気になる!
続きファイト!