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2:クレンセント◆u52:2016/10/23(日) 11:31 ID:4hI

第1話風介と日向

「大体ガゼルのお姉ちゃんが・・・!!」

「私の姉さんは関係ないだろ!!」

繰り返される喧嘩・・・此方プロミネンスのキャプテンであるバーンの妹のマーズ、彼方は今はエイリア学園総監督で元・ダイヤモンドダストのキャプテンだった双子の姉のスノーの弟ガゼル。
それを遠目で見るは、プロミネンスにダイヤモンドダストである。

「マーズ、落ち着きなよ」

「ガゼル様も落ち着きましょう」

「「何処が落ち着けと!!??」」

ヒートやアイキューが止めに入るが、マーズとガゼルはハモりながら二人に言った。
これではもう誰も止めに入るまい。

「風、何してるの?」

「!・・・姉さん」

また殴り合いが始まる誰もがそう思った時に救世主と呼べばいいのかガゼルの双子の姉であるスノーがやって来た、ガゼルもこればかりは体を硬直させゆっくりとスノーの方に振り返っている。

「全く・・・。風、アイキューの言う通り少しは頭を冷やしなさい。だから、前回はグラン達にも負けるのよ」

「はい・・・」

(((さすがスノー様・・・)))

スノーの説教にガゼルの縮こまる姿を見てダイヤモンドダストは拍手するのではないかと言う程感心していたのだ。
ふとマーズの方を見れば、マーズもやはり兄でもあるバーンに叱られていた。

「ごめんないさいね、あたしの所の風が・・・」

「いいって、先に吹っ掛けたのはうちの日向だし。んで、マーズ・・・謝っとけ」

「風もよ」

「「ごめんなさい」」

姉と兄が来た事で喧嘩はすんなりと終わり、ダイヤモンドダストやプロミネンスは大きな安堵の溜息を出したが、此処でスノーのお叱りとバーンのお叱りが二チームにやって来た。
それを正座で聞く身になってしまった二チームは巻き込まれたと思いながら説教を聞いていた、尚ガゼルやマーズもそのお叱りを聞いていた。

「分かりましたか?」

「「「「は・・・はい(限界です!!)」」」」

「よろしい、ダイヤモンドダストはこれから練習をしてください。プロミネンスはこれよりガイアとの試合です」

「分かったぜ。ありがとうな、スノー!」

「〜〜〜〜ッ///様を付けなさいと何度言えばバーンは!!」

顔を真っ赤にして何処かへ行ってしまうスノーにバーンは可愛い奴だなと言いながら試合をするグラウンドへとチームを引き連れながら行ってしまった、マーズはガゼルに舌を出すとバーンからの拳骨が降って来てすぐにグラウンドへと向かった。

「ガゼル様とマーズって仲が良いんですね」

「あんな奴と仲が良かったらこの世の終わりだ!」

(((そこまで言いますか!!!???)))

第1話終了


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