猫田のことが気になって仕方ない。      〜小説〜

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2:梅雨◆xY:2016/11/06(日) 10:07 ID:O5A

第1話
ニャーと鳴く猫が私にすりすりしてくる。
『どこの町にもいるんだね。猫って』
*猫田のことが気になって仕方ない。*
『今回は卒業までいるってさ、本当かっつーの、今日からまた新しい学....』
ニャーッ!バイニャンッ
猫が私の前から逃げだした。
『ってオイ、最後まで話聞けっつーの...ちぇっ、はくじょー者っ』
『い〜よ、どーせ慣れっこだから!』
私、周 未希子11歳。今日から小学6年生です。
「担任の堀内ですよろしくね!」
「周さんて、転勤族なんだねー、三回も転校してるとさすがにもう緊張とかしないんかな?」
堀内先生が私に問いかける。その問いかけに私は、
『え、元々そーいうタイプじゃないんで』
と、スパッと言ってやった。
「えっ あっそーなんだ!えーとうちのクラス結構うるさいけど、仲良くできるといーね!((汗」
『はぁ』
別に、どこに行こうが私は、深入りなんてしないのだ。


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