『里見家物語』#3
今日は自分でもびっくりするほど早く起きれた。あたしらは着替えると一階に降りた。
「「おっはよー。」」
男子たちは、ソウスケとゲンパチはコーヒーを飲む手を止め(失礼‼)シノはオタマをおとし(失礼‼)
シンベ―はユーカリの木から落ち(どんだけ驚いてんねん‼)ミッチーは屋根裏から盛大に落ち、
お父さんは手をとめ(どっちも失礼‼)ママは口を開けたまんま止まり(失礼‼)ダイカもママと
同じように止まり(失礼‼)とにかく全員があたしらをみてあんぐりと目を見開いてこっちを見ていた。
そして
「どーやったらそんな早く起きれんの?お前らが。」
とお父さんが聞いてきた。
「それはそうとしてそんな驚く?」
「あぁんなんか文句あんのか。」
「それより思ってたんだけどお父さん元★不良だよね。」
「ちげー。おりゃー中坊ときに脱☆不良したんよワンコの呪いがとけたとき‼」
「それよりふつー愛娘にそんな言葉づかいする?」
「する。」
「それよりワンコの呪いって何?」
「説明めんどい。さとみがすんだろ。」
「ママーワンコの呪いって何?」
「さーね。それより遅れるべ。」
うぐぐぐぐ。うまくはぐらかされた気がするけど…それよりせっかく早起きしたんだから
早くしないと。
とりあえず切る。
おひさー、菜緒♪
みんな驚きすぎやね。確かに失礼(笑)