そんなこんなでニキラアイナについた!ひさしぶりに来た。私はいつものネコ姿になっていた。赤城さんは、白ネコだった。フワフワとしていて、とてもかわいい。と。「いっちゃん、探しましたですよ。」ちゃとらの太ったネコが歩んでくる。私の天猫、ムスビ。その後ろには、かわいらしい赤みがかかったミルクティー色のネコがいた。「私の天猫のギョクです。」莉々が真っ先に飛びついた。「カッワイイ!」玉ちゃんも「かわいい。」とニコニコ笑っていた。赤城さんが少し真面目な顔をして言った。「実は、冥府遣いが、よみがえりの書という、死者をよみがえらせる書を奪おうとしてるの。それは、エルドラドにあって、私一人じゃムリだから、あなたたちに来てもらったの。」エルドラド、ピルアくんとグドルンがいるところだ。懐かしさがこみ上げてくる。そして私たちは、エルドラドを目指して、旅立った。