>>57続き期待してるね!
私達が見たのは……
水色のパーティドレスを着た、背中にかかる茶髪の私達くらいの女の子がいました。
私達の視線に気付いたのか、花崎架南さんが来ました。
「う〜めちん♪♪こっちの子は、お友達?」
「架南やめろ///」
う、梅ちん???
「ごめんね。梅ちん恥ずかしがり屋だから。」
は、はあ。
リッカ君は、堪えきれずに、吹き出してしまいました。
「だってさ……ひなみん、梅ちん……………ブッハ!アハハハハハ!」
「リッカ君……失礼ですよ……」
そう注意しながら、私も思わず、笑ってしまいました。
「貴様、いい加減笑うのやめろ!!」
いまだに笑っているリッカ君を、梅君は叩きました。
ふふふ。お二人とも、子犬みたいですね。
「詩音ひなみです。」
私は、架南さんに挨拶しました。
「ひなみちゃん、よろしくね。」
架南さん、優しいですね。
やっと梅ちんブームが終わったらしいリッカ君も、挨拶しました。
「あの、架南さんは、梅君とどんな関係何ですか?」
バッと梅君が、架南さんの口を塞ぎました。
架南さんは、梅君の手を外して、言いました。
「家が向かいなの。それで、親同士も仲良くて、よく一緒にお風呂とか入ってたの。」
お、お風呂??
梅君の顔は、りんごのように真っ赤です。
「か、架南、いい加減止めろ‥‥。」
「ありゃりゃ、梅ちん真っ赤(笑)!」
リッカ君が、さっきの仕返しとばかりに、からかっています。
と…。
「キャーーーーー!!!!」
え?
どうしたんでしょうか?