『12月12 ねこと一緒にお魚を取りに行った。池の底で、お母さんと会えた。嬉しくて、陸に上がってから、泣いてしまった。でも、ねこが心配してくれた。みんなに心配かけたかな?お母さん…陸には、お母さん以外に心配してくれる人がいたよ。みんなと過ごす時間が、一番幸せ。いつか、自分の正体を言えるときが来たら、まず一番最初に、ねこに伝えたいな…。』と、とかげは書いて、日記帳を閉じた。