~次の日~
今日は遥が告白の返事を夕日にもらう日。
どうなるのかソワソワしていた。
結城『早く電話こないかなあ!!』
ブルルルル…プルルルル
結城『きたぁーーー!!!もしもし??』
遥『結城~^▽^』
結城『な、なに…』
遥『OKだってぇ!!』
結城『へぇ~おめ~』
何故だろう。
上手く対応できない。
心残りはないはず。
遥『なんか塩って感じじゃない??結城。夕日のこと取っちゃってごめんねw』
結城『あ~ごめん!!てか夕日とはこれからもただの幼馴染みなんで。』
遥『そ~?よかった…じゃあね!』
私は最後に「バイバイ」も言わず電話を切った。
正直に言うと、これ以上彼女と話すことは難しいと感じた。
とにかく今は彼女と話をしたくなかった。
結城『遥とかまじありえ』
バタン!!!!!!!!
言葉を遮るような大きな音が響いた。
結城『なに…』
心臓が止まりそうだった。
何の音か知らないが、足が震えている。
怖い。
私はMではなくSキャラで実際、女っぽさなどこれっぽっちもない。
恐怖を感じることはほぼない。
とにかく音がした方向へ行ってみた。
音がしたのは階段の辺りだ。
結城(どうせ母さんがまた転んだんでしょ…w)
『母さん!?』
目を疑った。
そこらじゅうには血がある。
血があるのは何故?
母が倒れているのは何故?
すぐに状況を掴んだ。
ただ事ではなさそうだ。
結城『そうだ、救急車。』
プルルルルルルルルル…プルルルルルルルルル…
119『はい、どうされました?』
結城『母が倒れてるの。来て。』
救急車は早く来た。
母が救急車の中へ…。
119『お嬢さんも来てください』
そのまま私は乗り、ドアが閉まった。
そして、すぐ病院に着いた。
~病院~
119『意識がないですね…』
結城『死んでいますか?』
119『はい。』
結城『そんな…』
とてもショックだった。
結城(家賃とかどうしよ。)
~次の日~
夕日『おっす♪』
結城『ちょい来ないで。』
家賃の計算などをしていた。
結城『あれがこうで…は~あ?意味わかんな。』
健人『なにしてんの???』
結城『健人くん…あ、あの、お母さんが死んじゃって…いろいろお金の計算を…』
*次が楽しみですねえ`ω´*