第1.5話【始業のベルは今日もなる】
記憶だけが過去にいったこと。
それはタイムリープと言う。
まぁ、僕らは殺せんせーと出会う一週間前にタイムリープしてきたんだ。
渚「ねぇ、皆」
カルマ「どーしたの、渚」
磯貝「皆!渚が話、あるみたいだ。聞いてやろう!」
磯貝くんが皆を僕に注目させた。
そして僕は深呼吸を一回して皆を見た。
渚「あのさ、皆。僕らはタイムリープしてきた。記憶だけ過去に来た。僕らは未来から来た。いわゆるチートだ。それなら一週間後かならず殺せんせーはやってくる。僕らの担任は雪村先生から変わるんだ。もしかしたら、やり方次第で未来が変わるかもしれない。殺せんせーを殺さずにするかもしれない。あの時の過ちを繰り返さないようにやっていけば…!」
片岡「そうね、私も考えてたわ。あの機械が発射されたら、殺せんせーは殺される。それならそのプランを消せばいい!カルマくんも律もイトナくんも最初からいるわ!」
磯貝「ああ。最初からフルメンバーでテストもなんとかなるかもしれないな!それなら俺たちが経験した未来よりいいものしよう!」
皆「おおー!!!」
皆が幸せで、先生たちも幸せで。
笑顔が溢れる未来へ!
でも現実は甘くない。
それが人生なんだもの。
「さぁ、席について。授業を始めます」
始業のベルは今日も…なる!!