「で、出来たぁああぁ…。」
机に突っ伏す私。
ボールペンを力強く握り過ぎて手がジンジンと痛い。
力入れ過ぎる癖、治したいなぁ。
そう思っていると、後ろから「おーい」と声がかけられた。
振り返ると、そこには遥樹さんときゅんさんこと、谷口雄也さんと…。
大「夜遅くまで、お疲れ様です。良かったらコーヒーどうですか?」
実は前から少し気になっている大谷翔平さん逹がいた。
遥「蓮華ちゃん無糖やろ?買って来たわ。感謝せえよ。」
雄「遥樹さんそれ自分で言いますか。」
遥「悪いか?あぁん?」
大「二人の茶番はスルーして大丈夫なんで。」
「大丈夫です大丈夫です。もう慣れましたから。日常茶飯事なんで。」←
眉を八の字にしてそう言う大谷さんが、何だか不意に可愛いと思ってしまったのはここだけの秘密。