暗殺教室 【神崎さんの双子の妹】

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3:葵:2017/02/11(土) 09:18 ID:quk

書きます。




神様がいるなら殴りたい



〜小学生〜
「有希って本当に美人だよな」
「そうよね!それに、成績優秀でおしとやかって完璧よね。」
「それに比べて、妹は、パットしないんだよな!」
「そうですよねっ!!」

お姉ちゃんはずるい。
なんでも完璧な、お姉ちゃんと私は違う…。
だから私は、お姉ちゃんが嫌いだ。

キーンコーンカーンコーン
チャイムがなり、生徒たちは、各自分の教室に向かう。
私も重い足で教室に向かった。
ガラッ
「この間やったテスト返すよー。」
その言葉を聞き、残念がる生徒の声で教室は、埋まっていた。
「今回のテストはみんな悪かった。
でも、その中で一人90点台をとった人がいる。それは…

神崎有希子!!」
沈んでいた教室から歓声のこえでいっぱいになった。
有希子が椅子から立ち上がりテストを取りに行く。
「すごいなあ。神崎は、学年一位の98点だぞ。」
「…、ありがとうございます、……」
テスト答案を両手でもち自分の席に向かった。
ちなみに私は29点。最悪だ。 
「うわ、お前29!?ホントに双子かよ!」
「双子だよ!!」
(お姉ちゃんみたいに、なんでもできないんだから……)
ホントに双子なのかとか…私が知りたい。

下校の時間になり、各自変える用意を行う。
「ユキちゃん!一緒にかえろー!」
姉の友達が呼び掛ける。運悪く姉とは、席が隣なので会話という会話は全部聞こえる。
「ごめんね。由美と帰るから。」
「えー。残念〜。次は、帰ろうね。」
「うん、もちろん。」
ニコっと微笑むと、友達は自分の席に座った。
(こういう話きいてると、…)

日直が終わりの挨拶を終え、皆がかえれる 。
お姉ちゃんが教室から出るのは、いるも5分かかる。クラスの皆が有希子に「また明日。」といいに来るからだ。


悔しいが皆が好むのが分かるくらいは、楽しい。だからなんにも言えないから、私は嫌いなんだ。でもそれはできない自分に対しての八つ当たりだと言うことは、自分が一番よくわかっていた。


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