ニ話【魔の領域との戦闘】
ジゴクリとの戦闘に乱入した!
攻撃順
1:【杉浦慎二】
2:【増田凌太】
3:【寺西陽子】
4:【八城舞】
5:【ジゴクリ】
あれ?私よりも素早さがない?攻撃順が遅いとなると、かなり行動パターンが気になる。魔の領域だし、情報も少ない。これは気が抜けない。
1ターン目【杉浦慎二】
慎二のめった刺し!
7回ヒット!
ジゴクリに70のダメージ!
ジゴクリ【5000/5000】→【4930/5000】
「チッ、たった70かよ。」
「遠距離攻撃とはいえど、増田さんでも1だったんだから、まだマシだと思うんだけどなぁ。」
杉浦さんに対して、陽子さんがビシッ、と突っ込んだ。うん。そりゃあランキング2位の人が遠距離攻撃で1だったのが70だもん。まだマシなほうだよ。と、そう考えているうちに増田さんはコマンドを決めていた。
1ターン目【増田凌太】
凌太の攻撃!凌太はソウルブレイカーでジゴクリを斬りつけた!
ジゴクリに69のダメージ!
ジゴクリ【4930/5000】→【4861/5000】
「通常戦に入れば、多少はダメージが与えられますね・・・」
増田さんはなるほど。という表情で呟いていた。でも、硬いのは確かだ。ここはいっそのこと、私がデストロイでも使うほうがいいのかな・・・
1ターン目【寺西陽子】
陽子はメティオを唱えた!
降り注ぐ隕石がジゴクリを襲う!
ジゴクリに100のダメージ!
ジゴクリ【4861/5000】→【4761/5000】
「あれ?魔法のほうが効いたりするのかな?」
「でも、与えられるダメージは結局100・・・」
「チッ、いっそのこと朝霧の眼鏡メティオとか言う奴の方がいいか?」
「でも私も一応魔法は持っていますけれど・・・・」
「復活代償を取り返すための勝負ですから、デストロイのデメリットは精々俺達のHPを減らすだけだと思いますけれど・・・・」
私達四人は、頭を抱えて悩む。これはどうしよう。デストロイを使うべきか、それとも小さく魔法で削っていくか・・・尚更悩む。
続く