[告白予行練習]
>>12-13(前後編)
4.気づく
5.(君のせい)
俺は飽きれ半分に何気ない感情的がある。
夏樹が走って逃げようとしていたのが少し見えた、何でだ?
少し夏樹の様子が走って行く時におかしかったから気になった。
「……俺何かしら夏樹を怒らせてしまったのか?」
そう思って俺は全力疾走で廊下を走った。
夏樹を見つけて声をかけた時に一瞬夏樹の肩がビクッとして立ち止まって顔をゆっくり振り返って見ながら俺を見てあたふたしながら言う。
「……何,優……?」
「…いや,お前の様子が少し変だったからよ……」
俺は首筋を指でかくようにして夏樹の顔を見下ろす。
「……えっ!,優もしかして私の様子が変だったから追って来たの?(クシュン)」
夏樹は俺の顔を見上げながら言ってくる言葉に俺は頷く。
「夏樹が無理している時に限って何かあるからな」
「……それって,どんな事?」
俺がイジワルな顔をしながら夏樹の顔を見て、夏樹も俺の言葉を聞きたいのかの様に見つめ返した。
「それはな、お前の顔を見て分かるんだよ」
俺は夏樹のおでこに人差し指を当てて言った。
そしたら、夏樹は怒ったかを見せかけながら頬を膨らませて訴えた。
「……それって,私の声とかも分かるの? 落ち込んでいるとか,怒ってるいるとかも全部優には分かるっていうの?」
「えっ?,いやいやそこらは何となくだよ! 幼馴染みの勘かなー?」
俺は頬を膨らませて言う夏樹に対して苦笑で言う。
「何それ,笑えないし〜」
夏樹は「もうっ!」って言ったつもりではにかんでいる表情が見えた。
夏樹が俺に告白予行練習したっていうことは、夏樹は俺じゃない男(好きな人)の事が好きって事だよな?
一体誰なんだよ!?
俺がそうこうにしてチャイムがなったから俺達は急いで教室に戻ったけど、夏樹が席に着いて座る同時に俺も夏樹の後ろの席に座っていると俺は誰かが夏樹の顔を見ている奴がいるって思った時に,綾瀬が夏樹の事を見ていた。
「榎本さんこの漫画面白かったです……」
夏樹が綾瀬の言葉を聞いて俺は何気のない感情が何なのか知った。
コレはいつまでも幼馴染みでいて気付かなかったのかもしれないけれど、この何気ない感情は【嫉妬?なのか?】って思った。
でもいずれは何気ないこの感情の正体を知るはずだって思った。
だから、夏樹に言った。
「今日は、アレやらないのか?」
笑いながら振り向かずにいた夏樹が肩をすくめて、俺の顔を見て言う。
「知らないし,今言う時!?」
俺はそんな夏樹にいつまでも君のせいだよ世話焼き夏樹。
[告白予行練習]
>>12-13(前後編)
4.気づく
5.君のせい
6.(身長差に意識した)
授業が終わってHRも終わってから,もちたが優の席に行ってから部室に行くのを聞いた。
「優は今日部室に寄る?」
私は教科書を片付けながらいると優が私の顔を見て頭をポンポンしてきた。
私は優の顔を見ようと上目遣いをして,優の顔を見た。
「そうだな、数分間だけなら部室に行けるけど今から行くか?」
優は私の頭に手を乗せたまま小さい声で言う。
「夏樹そこで座って待っておけよ」
私は一人ポツリと居座ってあかりと美桜は先にこっそり帰っていたから、つまらないって足をパタパタさせてから優は数分間って言っていたけれど、絶対に編集作業が長引くって思って教室から出た。
私は下駄箱の所まで着いてから、優に帰ること言った方が良かったかな?
靴を履きかえて外に出た。
「うわぁ,結構雨が降っているよ」
私は走り出して校門まで行くと「夏樹っ!」って私の名前を呼ぶ声のする方向を見た。
「ゆっ,優何で来たの!?」
私は少し慌てた様に驚きながら優を見た。
優は少しだけ怒っていて、私の事を怒鳴った。
「このバカッ,部室から夏樹が見えたから走って来たんだよっ!!」
「うぅ〜,一人で帰れるのに……」
私は口を尖らせながら言っていたら、優が自分の折り畳み傘を私が入れる様に斜めにした。
「ちょっ,ちょっと優私がいっぱい入っているじゃんか。 優肩少し雨に当たっているじゃん」
私は優から離れて鞄で防ごうって思って校門を出た時に,優が折り畳み傘を私に渡して言ってきた。
「俺は走って帰るから、夏樹が使え制服が半袖になって風邪を引かれるってことになってもいけないからな」
優が走り出そうとした時に私は「まっ,待って優!」と叫んで優が止まったから私は言った。
「いっ,一緒に使う? じゃないと私も困るじゃんか優の傘を借りたってことになって優が風邪を引かれるって言ったらどうもこうも鬼じゃん私?」
私は仁王立ちして優に言った。
「それもそうだな、じゃあ夏樹が俺の風邪を心配しているなら傘に入ろうかな」
優は私のところまで来て一緒に相合い傘をして帰る。
「優近いから少しだけ寄って!」
「無理な事言うなよ、これでもう十分だろ!」
私は優の身長を見て傘が傾いている事に気が付いたから、私は優が濡れない様に私の隣にくっつく様にした。
「優が少し私の方向に傾かせたから、優の肩が濡れているから私の方向に寄ってよね」
私は優の身長差に意識してしまいながら頬と耳が紅く染まっていくのが分かった。