☆出会い〜1〜☆
阿波の町で役人達が暴れた後の店から泣き声が聞こえ、ヨナ達が店に入ろうとしたとき横を誰かが通り過ぎた。入ると、その人が優しく話しかけた。
「何があったのですか?」
「動かないんです。子供が役人に歯向かって_____」
「………」
その人が子供の頭に手を置いた。ホッと撫で下ろすと静かに言葉を紡いだ。
「大丈夫ですよ。ちょっと離れてもらっていいですか?」
店の夫婦が不思議そうにその人を見たが頷き、そして、その人がヨナ達に振り向き、目で『貴方達も』と言ってきた。口を開き、その言葉を言った。
「“命の精よ…この子供の命と時間の鎖を…繋ぎたまえ”」
そう唱えると子供の体が幸せそうな笑い声と共に光に包まれた。
その光景は、息をすることを忘れる程に美しかった。
短いですね…(汗)
こんな感じで、素人なので
暖かい目で見守って下さい。