**アイカツスターズ** 〜恋愛小説その2〜

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10:せれな:2017/12/02(土) 21:34 ID:EFU

朝「うん!小春ちゃんのためにも、僕、めちゃくちゃ頑張っちゃうよ!」

小「はいっ!」

朝「やっぱり、小春ちゃんはかわ"っ"!!」

真「そこまで!」

朝「背後からの手刀なんて聞いてないよ!」

なんか、日々威力が強くなってない!?

真「黙って近寄ったもの。」

小「あはは……。」

そう言うと、真昼は小春ちゃんを守るような体制に入った。

真「いくら浮かれてるからって、小春には指一本触れさせない。」

朝「そんなぁ!」

真「ほら、行くよ小春。」

小「う、うん。」

ほら!小春ちゃん困ってるじゃん!

真「それと……。」

朝「ん?」

真昼から、一通の手紙を渡された。

真「姉さんから、誕生日おめでとうの手紙。」

朝「夜空姉さんから?!」

真「そうよ。決して汚さないように。」

朝「……はい。」

その時、誰かのアイカツモバイルにメールが届く。

それは、どうやら真昼でも小春ちゃんのでもなく、

“さっさと来い。置いて行くぞ!”

朝「やばっ!ロケバス行っちゃうよ!」

すばるくんからの半脅迫メールだった。

真昼からの攻撃を避けるために生み出した警戒態勢を解いて、着崩れた制服を正す。

それを見て、呆れた表情を残して真昼は小春ちゃんと一緒に行ってしまった。

だけど、ネクタイを締め直している時に真昼から思いもしない言葉が出た。

『まぁ、何?朝日兄さん、誕生日おめでとう……。今年も私がいい年にしてあげるから。』

それは、昔姉さんが僕にかけてくれていた言葉だった。

その言葉を聞くだけで、不思議と安心した。

だから、今日はなんだってできるよ。

朝「よしっ!お仕事頑張っちゃうぞ!」

だって僕は、香澄朝日なんだから!


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