ポケットモンスターUSUM【original】(自己満足)

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3:アドレナリン 第一話:2018/03/18(日) 23:06 ID:Sh6


<カントー地方>


レイが、自分の部屋でアローラ地方のことをタブレットなどで調べていた時のことだ。

レイの見ていたタブレットの画面が、テレビ電話画面に切り替わった。そこには『アローラ地方のククイ博士』と映し出されていた。レイは迷わず文字をタッチし、電話に応答する。

まず画面に映ったのは、斜めっているカメラを直すククイ博士の姿だった。

ククイ『あぁ、ちょっと待ってね……これでよし!』

ククイ博士はカメラを直すと改めて向き直る。

ククイ『やぁ、こんばんは……って、そっちはまだ昼くらいかな?』

レイ「はい、14時くらいです。」

ククイ『じゃあこんにちはだね!こんにちは!』

レイ「こんにちは!今日はどうしたんですか?」

ククイ『いやいや、君の引っ越しの日が近づいてきたね、って話をしようと思ってね。』

レイ「あはは…。まぁ、まだ3ヶ月程ありますけどね…。」

レイは苦笑いしながら言った。

ククイ『3ヶ月なんてあっという間に過ぎるよ。どうだい、アローラ地方での冒険は楽しみかい?』

レイ「はい、それはもちろん!どんなポケモンや人と出会えるか楽しみです!」

ククイ『カントーじゃ見れないポケモンもいるからね。それに人だって面白い人ばかりだよ、アローラは!』

それを聞いてレイはさらにアローラへのお想いを膨らます。

ククイ『おっと、まずい!もうこんな時間か。ごめんね、僕から掛けといて悪いけどこれから用事があるんだ。』

レイ「わかりました。じゃあ今度話すときはアローラで!」

ククイ『うん、そうしよう!じゃあ君が来るのを心待ちにしているよ!じゃあね!』

博士がそういうと、電話は切れた。


ママ「レイー!そろそろ引っ越しの準備を始めましょう!」

レイ「うん、わかった!」

ママから声が掛かったので、レイは自室からママのいるリビングへ向かった。

レイ(少し準備をしたら雑誌の続きを読もっと。)

レイは部屋を出る前に机に読んでいた雑誌を置いた。

雑誌は『エーテルパラダイスについて』というページが開かれていた。



その頃、エーテルパラダイスでは、ある騒動が起きていたことを、レイは後に知ることとなる。


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