第1話「異変」
神社の上の澄み切った空はとっても明るい水色。
その神社の名前は「博麗神社」だった。
「はぁ〜」
博麗神社には全く人が来ていなかった。それだからとてつもなく暇だ。
神社のいろんなところに落ちている葉を箒ででさっさと掃き取っていく。
「毎日神社に来る魔理沙もいつも来るぐらいに来ないわね。いったいどうしたのかしら。」
そう霊夢がため息をついて呟きながら掃除をしていると魔理沙が空からやってきた。
いつも元気な魔理沙は今日はちょっと暗い顔をしている。
疑問に思った霊夢は
「どうしたの?」
そう魔理沙に声をかけてみた。