第1話 {GAME} 玲於side
それは突然起きたことだった。
洸希「ってか楽遅くね?」
数分前…
楽『ちょっとトイレー』
そう言ってトイレに行った楽が全く戻ってこない。
俺達は雑誌の撮影があったため、楽屋でスタッフに呼ばれるのを待っていた。
壮吾「トイレ行ってみる?」
壮吾の提案でメンバー皆でトイレに向かった。
その途中、
和哉「…彪馬いなくね?」
毅「おいおい、次は彪馬かよー…w」
次は彪馬が消えた。
さっきまで後ろを歩いてたはずなのに…
ジャン「とりあえず行こうぜ」
少し歩いて、トイレに着いた。
玲於「…え、?」
さっきまでいたはずのメンバー皆が消えていた。
きっとふざけてるのだろう…そう思いたかった。
その時、
?「君も連れてってあげるよ…」
不気味な声がトイレに響いた。
?「GAMEの世界に」
その一言と同時に、俺の意識は消えた。