第2話 {GAME START} 毅side
トイレに行ったきり戻ってこない楽を探しに、トイレに向かった。
そしたら今度は彪馬がいなくなった。
そしてまたトイレに向かい歩き出した。
そこまでは覚えてる…そこまでは覚えてるんだよ…
気付けば、俺は学校にいた。
見覚えのない学校の教室で倒れていた。
毅「…俺…なんでここに…」
周りには他のメンバーが倒れていた。
毅「おい、起きろ!」
メンバーが次々と起き上がる。
颯「あれ…?なんで教室に…」
そして、そこには…
楽「ん…ここは…?」
彪馬「俺なんでこんな所に…」
トイレに行ったきり戻らなかった楽と、途中で消えた彪馬がいた。
スパドラのメンバー全員が教室にいた。
?「お目覚めのようだな」
何だか不気味な声が教室に響いた。
玲於「っ!お前さっきの、!」
玲於は何か覚えがあるみたいだった。
?「まぁまぁ詳しいことはあとだ。お前らにはここで戦ってもらう」
洸希「は?」
?「お前らみたいな仲良しこよしの奴らを見てるとな…殺したくなるんだよ」
和哉「こいつ何言ってんだよ、」
?「ま、せいぜい頑張るんだな。仲間を自分の手で消すんだ…GAME START」
気付けば俺達は剣を握っていた。
この剣でメンバーを…?
?「このGAMEで生き残れるのは一人だ。生き残った奴だけ現実に帰してやる」
その言葉を聞いて、最初に動いたのは…
洸希「俺はやるぞ」
洸希だった。