からかい上手の高木さん二次創作

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16:なな:2018/09/21(金) 17:15 ID:OQo

入っていいですか?
題名は『名前呼び』です!

「まーた引っ掛かったね〜!西片!」
高木さんのクスクス笑いとともに、僕は握りこぶしを作り高木さんをキッと睨んだ。
「西片は引っかかりやすくて面白いね〜。」
笑いをこらえながら僕をあざ笑う。今日のからかいは、32回目。
本当に僕が引っ掛かりやすいのか・・・・。
僕は流石に怒る気分にもなれず、ハァーと落胆の声を漏らした。

(次はどうやって高木さんに・・・・。 )
僕は、友達と昼を食べている時にも高木さんのことばかり考えていた。
「どした?西片〜!もしかして高木さんのこと考えてたのかー?」
友達が勝手なことを口にした。
「ちっ違うよ!!!!僕はただ・・・・。」
顔を赤くし、言い訳を考える。
「それより高木さんって可愛いよなぁ〜。一度でいいから名前とか呼ばれてみてぇ〜。」
友達が空を仰ぐ。
(・・・・名前呼び?)
その瞬間、僕の頭にキラリーンといいアイデアが浮かび上がった。

5時間目。
昼ごはん、昼休み、掃除・・・・。
ギラギラと燃えさかる太陽に照らされ、時々吹く風が髪を揺らす。
お腹もいっぱいになったところでみんなも、先生だってのらりくらりと板書をしていた。
「ところで高木さん?」
僕は、あえて上からで言った。
「何?まーた何か考えた?」
高木さんは、にやっと笑って目を細めた。
ぎくっ!
僕は少しだけ怯んだがすぐに態勢を立て直した。
「勝負しないかい?」
僕が言うと、高木さんの目がキラリーンと光った。・・・・ような気がした。
「いいよ?何?」
高木さんが机に肘をつく。
「高木さんが僕を名前呼びしたら何か驕ろう。その代わり言えなかったら僕の勝ちだ!」
(さあ、恥ずかしさで負けを認めろ)
僕がニマニマと高木さんの顔を見つめる。
「いいよ。じゃあ西片からどうぞ。」
「へ?」
つい間抜けな返事を返してしまった。
「だって私だけって不公平でしょ?だから西片からどうぞ。」
考えもしなかった。 どうしたらいいんだ。           続く

感想、意見など待ってます!


Rika◆ck:2018/09/21(金) 20:43 ID:2KI [返信]

ええと、申し訳ありませんがこのスレで物語を書くのは私だけってことで……
文章自体はいいものなので、個人のスレを立てて書くことをオススメします


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