プロローグ
遠い昔、地球は人間と魔物の二つの種族が治めていました。
ある時、二つの種族の間で戦争が起きました。
長い戦いの末、戦争はニンゲンが勝利し魔法の力でモンスターを地下に封印しました。
この話は、その後数十年が経った日のこと...
XXXX年、エボット山
その山は、登ったものは二度と戻って来れないと噂されていました。
しかし、その人間は、その山を登りました。
止めるものは一人もいません。なぜかというと、人間はすでに絶滅しているからです。
その人間は、最後の生き残り。「一人で生きていては、意味がない」そう思い、山を登り始めたのです。