三橋目線
理子にデートに誘われた。
コイツ、目きらっきらさせやがって!
こんな風に頼まれたら断れないじゃねーか、、、!
ま、俺は優しいから?断ったりなんかしませんけど?
「さんちゃん、デート行くの?行かないの?」
「ま、暇だし?俺優しいし?」
「そうね。それで?」
「行ってあげても良いけど?」
理子の目がまた輝く。だからその目やめろって!
「本当!?嬉しい!早く行こ!」
理子は嬉しそうに言うと俺の腕に巻付いてきた。
ま、嫌ではねーな。悪くない。
あ!悪くない、な!?嬉しいわけじゃねーからな!?
「さんちゃん、早く!」
「わーったよ。行くぞ、理子。」
そーして俺達はデートに、、、、
行こうとしたんだけどよ。
お邪魔虫が現れた。その名も今井。
「理子さーん!お出かけですか?」
あー、もう、、。理子との距離が近けぇんだよコイツ。
いやいや、俺達腕組んでるよ?デートに決まってんじゃん?
なのに聞くとか馬鹿?まあ馬鹿か。
「そーなんだよ、今井〜!俺達デートなんだよ!」
思いっ切り自慢する。
どうだ?今井。悔しがるのだ!
お前は俺に負けたのだ!
プハハハハハハハハハハ!!
―切が悪いですが、、、続く!―